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内閣官房で「ちいきん会」を含む地方創生プロジェクトを担当する原田一寿氏、民間金融機関の側で地方創生に熱意を燃やす新田信行氏、「よんなな会」の発起人の脇雅昭氏、「ちいきん会」の現場責任者の菅野大志氏が、自らの体験を交えながら、交流の意義、今後にかける思いを熱く語り合う。


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旅游局图片:全国の自治体職員と地域金融機関の職員との交流の場である「ちいきん会」が発足したのは2019年3月のこと。発端は国家公務員と地方公務員の交流を図る「よんなな会」に、遠藤俊英金融庁長官が出席したことからでした。

:「よんなな会」のスタートは2010年ですが、発端は地方から東京に出向している人たちへの恩返しからです。私は総務省に入省してすぐに熊本県庁に2年ほど出向していたのですが、その時にたくさんの人を紹介してもらいました。今でも気軽に相談できる間柄です。実は霞ヶ関で働いている人の約半数は地方からの出向者で、彼らにも中央で働く公務員や別の自治体の公務員を紹介して、つながりを持ってほしい。そうした思いを共有していた同期の仲間と一緒に立ち上げたのが「よんなな会」です。

新田:最初から47都道府県すべての職員が集まったのですか。

:初めは同期の20人ほどが、それぞれに東京に出向している人たちに声をかけ、70人ほどでのスタートでしたが、やり始めてから皆さんに感謝してもらえ、口コミでどんどん広がっていきました。今では全省庁、47都道府県から参加していただいています。そうした会合に、遠藤長官にお越しいただき、熱意のある人がたくさんいると感じていただきましたが、会の最後に100人ほどが挨拶のために長官の前に並んだ時のこと。誰からも地域金融機関の話が出なかったことに、ショックを受けられたご様子でした。


■新田信行氏
 第一勧業信用組合
 理事長

菅野:ええ、金融機関が地域に入り込んでいないことに驚かれていました。そうした問題意識を受けて、金融庁の若手有志が動いたのが、「ちいきん会」発足の経緯です。

新田:皆さんが関わっている地方創生は地域間に壁をつくったら、絶対にうまく行かない。2016年12月に新潟県糸魚川市で、大規模火災が起きましたが、その復興は地元の糸魚川信用組合と糸魚川市が一体となって動いている。第一勧業信用組合も復興プロジェクトに加わり、お手伝いをしています。地域を越えた連携がますます必要な時期に、原田さんから伺った、地方公共団体の職員と、心ある地域金融機関との地域の垣根を越えた連携を行うことが必要だ、そのような場を創設しようとしている。協力してもらえないか、との提案に、わが意を得たりという思いでした。

菅野:その「ちいきん会」、3回目の会合は11月9日に福島市で開かれます。1回目は230人、2回目は210人の参加者でしたが、今回は300人以上が参加する見込みとなり、これまでの1.5倍の規模になりそうなので、驚いています。